「ノーコメントで。このインシデントについては何も話したくありません」メキシコシティGPの決勝を終えて、怒りに震える角田裕毅はそう言って口を真一文字に閉じた。パワーユニット5基目投入によるペナルティで18番グリッドからスタートした角田は、8位まで浮上して前のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を追いかけていた。しかし、49周目のターン1でアウトからオーバーテイクを仕掛けて接触。16位まで後退して入賞のチャ