「ふたつの顔を持った試合だった」スペインの慧眼、ミケル・エチャリはそう言って、カタールW杯で日本がドイツを2−1の逆転で下した試合を振り返っている。エチャリは久保建英が所属するレアル・ソシエダで約20年も強化部長などを歴任。日本代表の分析は2009年から続けている。「前半の出来では、大敗を喫していても不思議ではなかった。サイドの守備バランスは悪く、中盤も背後を取られていた。PKによる1失点だけだったの