1−2で敗れたカナダ戦。多々ある突っ込みどころのなかで、筆者がいま、最も強調したいのが3バックだ。森保一監督は後半40分、4−2−3−1の1トップ下、南野拓実をベンチに下げ、代わって吉田麻也を投入した。これを機に日本の布陣は3バックに変化した。それは3−4−3と3−4−2−1の中間的な3バックだった。両ウイングを張っていた相馬勇紀(左)と堂安律(右)は、それまでよりポジションを幾分内寄りに変えた