※この記事は2008年05月19日にBLOGOSで公開されたものです交換形態には、ある者が他の者に見返りを求めずに行う「贈与」と金銭を媒介とした「商業」がある。 一見、贈与は得をしたように思うが、必ずしもそうではない。「タダより高いものはない」という諺があるように、贈与された人は恩義を感じる。それが積み重なると、贈与する者が上位になり、贈与される者は下位になる。この人間心理を巧みに利用したのがキリスト教だ。イ