発展途上――。明秀日立の2年生GK谷口璃成を語るにあたって、この言葉がピタリと当てはまる。高2である彼は194cmの高さとバネを生かしたシュートストップが持ち味。特に1対1のシーンでは無闇に飛び込まず、相手との間合いを詰めながら冷静に面を作って対応する。何より目を引くのがその立ち姿だ。ヒョロヒョロとしている印象はなく、筋バランスの取れた身体でゴール前に立つ姿は非常に絵になる。だが、一方でこれだけの