北朝鮮においては多くの場合、職業は自分で選択するものではない。国が勝手に決めるものだ。本人の特性、希望が全く考慮されないわけではないが、基本的には住むところも仕事も親のものを受け継がされる。タテマエ上、社会的要因による人口の増減が少ないはずの北朝鮮だが、実際は農村の人口減少が著しい。機械化が進んでおらず、多くの作業を人力に頼っているだけあり、農場の人口減少は農業生産の減少に直結する。そこで当局が対