指紋などの身体的な特徴で本人を特定するバイオメトリクス(生体認証)の利活用が新たな段階を迎えている。注目は顔認証。生体認証と言えば犯罪捜査のイメージも強いが、顔認証は従来用途にとどまらず、端末へのログインや空港での出入国管理に加え、イベントの入場管理や行政手続きなどへと広がりをみせる。「デジタル世界への入り口」としての存在感が増す中、顔認証がもたらす新たな価値と、普及への課題を探る。