7月、岐阜県高山市に新たな神社が建立された。お笑いコンビ「流れ星」の漫才に出てくる「肘神様(ひじがみさま)」を祀っているため、「肘神神社」と名付けられた。神社は勝手に作ってもいいのか。宗教社会学者の岡本亮輔さんは、「由来不明な神仏がある日、急に爆発的な人気を博す『流行り神』現象は、古くから繰り返されてきた。『肘神様』は、その典型的な発生プロセスを踏んでいる」と解説する――。■岐阜県高山市に建立され