「働き方改革」が閣議決定されてから、毎日のようにメディアや人事系を中心に賑わせている。「プレミアム・フライデー」なるものも生まれ、今の働き方ではダメだと言わんばかりの勢いで語られている。働き方改革というと、あたかも労働者目線での「労働環境や労働条件」の変革のように聞こえるが、これはあくまで経済政策だ。閣議決定事項にも、次のように明記されており、最大の目的は、「労働生産性の改善」であるとはっきり謳っ