アフリカ大陸の南東海岸部から沖へ約400キロメートル離れた西インド洋にある島国マダガスカル。「最後の楽園」と呼ばれるマダガスカルは、いまから1億6000万年もの昔、地殻変動によりアフリカ大陸から切り離されてできた島です。隔離された環境の中、動植物は独自の進化を遂げ、他には類をみない自然がたくさん残されています。今回は、そんなマダガスカルの象徴ともいえる「バオバブの木」の宝庫であるモロンダバをご紹介します。