物価変動の影響を除いた実質賃金が前年同月比0.5%増となったことが、厚生労働省が発表した8月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。8月の一人当たりの平均現金給与総額は前年同月比0.1%減の27万1676円。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.3%増の25万8977円で、所定内給与は0.5%増の24万223円、所定外給与は1.9%減の1万8754円。特別に支払われた給与は、7.7%減の1万2699円となった。