大手・中堅企業が事業拡大や新規事業進出を理由に中途採用を行っていることが、厚生労働省の転職者実態調査で分かった。2015年10月1日現在で、転職者がいる事業所は35.7%。産業別では「情報通信業」が48.7%と最も高く、次いで「運輸業,郵便業」が48.5%、「医療,福祉」が45.3%と続く。転職者の採用に当たり重視した事項(複数回答)をみると、「人員構成の歪みの是正」(43.5%)、「既存事業の拡大・強化」(40.0%)、