9月10日、ついにその日が訪れた。優勝へマジックを1としていた広島は敵地・東京ドームで巨人と対戦。先発・黒田博樹が6回3失点と試合を作ると、打っては5番・鈴木誠也が2打席連続弾で打線を引っ張る。結局、6対4で広島が勝ち、1991年以来25年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた。黒田と新井貴浩の両ベテランが抱き合う姿は、広島ファンでなくとも熱い思いがこみ上げたことだろう。昨年は、「カープ女子」に代表される一連のカープム