日本代表の小久保裕紀監督[Getty Images]

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 10日、11日に欧州代表と強化試合を行う侍ジャパン。小久保裕紀監督が就任してからこれまで、13年に台湾遠征、14年には日米野球が行われた。そこで、小久保ジャパンに選出された野手陣がどのような成績を残してきたのか振り返っていきたい。

 レギュラーを務める選手では、坂本勇人(巨人)と松田宣浩(ソフトバンク)の活躍が目立つ。坂本は昨年行われた日米野球第3戦で、2点本塁打を放つ活躍を見せ、松田も日米野球で4試合連続安打をマークするなど、下位打線で存在感を発揮した。

 一方で、銀次(楽天)、中田翔(日本ハム)はシーズン中の力を出し切れていない印象だ。特に銀次は、小久保監督が就任してから毎回代表に呼ばれているが、通算打率.090(22打数2安打)と苦しんでいる。日米野球では、途中出場が多かったことも影響しているのだろうか。

 10、11日で行う欧州代表との強化試合で、侍ジャパンメンバーがどんな活躍するか注目だ。

 小久保ジャパンに招集された主な野手の成績は以下の通り

【小久保ジャパンに招集された主な野手陣の成績】

今宮健太(ソフトバンク)

通算成績:率.333(12-4) 本0 点1

坂本勇人(巨人)

通算成績:率.316(19-6) 本1 点2

松田宣浩(ソフトバンク)

通算成績:率.308(26-8) 本1 点1

菊池涼介(広島)

通算成績:率.294(34-10) 本0 点3

山田哲人(ヤクルト)

通算成績:率.286(14-4) 本0 点1

柳田悠岐(ソフトバンク)

通算成績:率.276(29-8) 本0 点6

丸佳浩(広島)

通算成績:率.227(22-5) 本0 点1

嶋基宏(楽天)

通算成績:率.167(12-2) 本0 点2

内川聖一(ソフトバンク)

通算成績:率.150(20-3) 本0 点3

中田翔(日本ハム)

通算成績:率.146(41-6) 本1 点4

銀次(楽天)

通算成績:率.090(22-2) 本0 点0

糸井嘉男(オリックス)

通算成績:率.067(15-1) 本0 点0

※ 壮行試合、親善試合の打撃成績も含む