インテルから(もう一つの)スティック型コンピュータが登場
動画ストリーミングよりも遥かに画期的だ。
あなたは間もなく、Windows 8の完全な機能が搭載されたスティックを1本150ドルで手にすることができるだろう。
インテルは先週水曜、コンシューマー・エレクトロニクス・ショーで「Compute Stick」を発表した。見た目が似ているAmazon Fire StickやChromecastとは異なり、Compute StickはHDMIモニターに差し込んで使う、完全な機能を持ったコンピュータだ。
この製品はストリーミングのみを目的としているのではない。Compute Stickを差し込み、USBあるいはBluetoothのキーボードを接続することで利用できる。通常のPCと比べてわずかなコストで、どんなHDMIモニターも完全な機能のコンピュータに変えることができるのだ。
インテルのこの端末はAtomクアッドコア・プロセッサを中心に構築されている。Windows版はWindows 8を搭載し、2GB のRAMと32GBのフラッシュストレージを備えているが、Linux版は1GBのRAMと8GBのフラッシュストレージである。Linux版は価格もおよそ半分の89ドルだ。
Compute StickはUSBおよびmicro USB、Bluetooth 4.0、802.11b/g/nのWi-Fiなどにも対応している。HDMIポートによる充電はできず、micro USBポートから給電することになる。
インテルによると、Compute Stickは「生産しやすく、SNS、ウェブブラウジング、メディア配信、ゲームなど」に最適で、基本的にタブレットの代わりになるという(もちろん、ポータブルのタッチパネルはないけれども)。あなたがもしHDMI搭載のモニターを持っていて、動画のストリーミング以上のことができる本格的なコンピュータが欲しいとする。その場合、Compute Stickは最もスマートで格安な、有力な選択肢となるだろう。
画像提供:Intel
Lauren Orsini
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