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Nestのスマート・サーモスタットに音声コマンド機能が搭載される。

これからは寒く感じたら、Nestのサーモスタットにこう話しかけるだけで自宅を暖めることができるようになる。「OK、グーグル、室温を24℃に変更だ」。

15日、グーグル傘下のNestが開発するスマート・ホーム・デバイスがGoogle Now音声サービスと統合され、ユーザーはモバイルから音声を使って制御できるようになった。声による指示が認識されると、Googleカードがアプリ内でポップアップされ、Nestが指示通りに動いていることをユーザーに知らせるようになる。

6月以降、NestはユーザーがGoogleを使って自分たちのデバイスを制御できる日が来ると約束してきた。Droid Lifeは金曜にその実現に向けた動きを察知していた。そして今、全てのユーザーが利用できる状態になっているはずだ。

Nestが認識する指示フレーズの例は以下の通り。

  • 温度を20度に変更
  • 温度を75度に設定
  • サーモスタットを73度に変更、華氏の
  • サーモスタットを華氏68度に変更
  • 私の温度を68度に調整
  • 私のnest温度を摂氏23度に変更
  • nestサーモスタットを76度に変更
  • 温度を80度に上昇
  • 温度を72度に下げる

その他の認識される指示フレーズは、(温度を…に)固定と(サーモスタットを…に)調節、それに増加、現象、入れる、スイッチ、上げる、上昇させる、下げる、下降させる、および「変えてください」などだ。フレーズが多数存在することは、カジュアルな言語を理解するGoogle Nowの能力がNestにも継承されていて、人々は厳密に規定されたフレーズを覚える必要がない、ということを意味する。

サーモスタットをGoogle Nowで使用するには、NestアプリとGoogle Nowの両方を別々に承認しなければならない。設定に関しての更なる情報は、Nestのチュートリアルを参照して欲しい。

トップ画像提供:Nest

Lauren Orsini
[原文]