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Android Wear開発者よ、独自のフェイスを準備せよ

グーグルは水曜、同社のスマートウォッチ用プラットフォーム「Android Wear」向けの新機能として、新しいウォッチフェイス(文字盤)に関する開発者向けツールと新たなAndroid Wearコンパニオンアプリを発表した。

追加されたGoogle Playの新セクションでは、機能的なものや魅力的なもの、3Dアニメ映画「怪盗グルーの月泥棒」のミニオンを使った娯楽的なものなど、様々なスタイルのセレクションが提供されている。これらには、独自のウォッチフェイスの作成と配布が可能となる新たな「Watch Face API」を使って開発者が何ができるかを紹介するという目的もある。

新しいツールにはよりスムーズなグラフィックス描画のためのOpenGLや、天候やアポイントメント、その他の機能をウォッチフェイス上に配置することができるバックグランド・サービスなども含まれている。

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ウォッチフェイスのダウンロードは、ウォッチアプリと同様にGoogle Playから行うか、あるいはグーグルが新しく作ったAndroid Wearコンパニオン・アプリを使っても行うことができる。後者についてグーグルは、これをアプリの発見やダウンロード、ウォッチフェイスの交換などをより簡単に行えるように開発したと説明している。

詳細について、Android Wear開発者はウォッチフェイス・デザインの資料やウォッチフェイス作成に関するトレーニングビデオ、WatchFaceサンプル(Android Studioのサンプルマネージャーでも閲覧が可能)などのグーグルの提供するリソースをオンラインで見ることができる。

また一時しのぎの非公式な方法でAndroid Wear用のウォッチフェイスを作っていたアプリメーカーに対して、グーグルは公式なAPIを使った実装を推奨している。同社はエンドユーザーへの一貫したエクスペリエンスを望んでおり、またそれがGoogle Playにおけるウォッチフェイス特設コーナー掲載のための要件であることも強調している。

Adriana Lee
[原文]