寄付から融資へ クラウドファンディングが資産運用を変える?
インターネットをよく利用する人であれば、「クラウドファンディング」という言葉を知っている人は多いのではないでしょうか。
「クラウドファンディング」とは、インターネットを通じて不特定多数の人たちからお金を集めて、お金を必要とする人に提供する仕組みのことで、利用したことがあるという人も少なくないはず。
日本では「新しい製品やサービスを作りたいものの資金がない企業や個人」に対して、その心意気に賛同した人がお金を投資するという、基本的には見返りを求めない「寄付」のスタイルが今のところの主流なのですが、これだけではもったいない!
クラウドファンディングにはまだまだ計り知れない可能性があるのです。
■クラウドファンディングで資産運用も
『クラウドファンディングではじめる1万円投資』(大前和徳/著、総合法令出版/刊)によると、クラウドファンディングには、「寄付」の形以外にも様々なスタイルがあり、特に「融資」としてのクラウドファンディングが近年大きな注目を集めているといいます。
この方法では、資金調達した企業の利益から配当を受け取ることができるため、資産運用の一環として利用できます。すでに、投資家と企業をつなぐサービスもあり、一万円ほどの少額から始められるという「敷居の低さ」と「高利回り」も手伝って投資額、利用者ともに増え続けています。
■来春の法改正で非上場株式の取引が可能に
また、クラウドファンディングには「株式型」というものも存在します。
これは、インターネットを通じて個人投資家が非上場の企業に出資するもの。投資家には出資と引き換えに、出資分に応じた株式が渡されます。
これまで日本では、非上場企業の株式の取り扱いは、一部を除いて原則的に禁止され、非上場企業が不特定多数の人に出資を呼びかけることも認められていませんでした。しかし、2014年5月に可決され、2015年4月に施行が予想される金融商品取引法改正によって、事実上、非上場株式の公募が可能になることが濃厚。これをクラウドファンディングを介して行うことによって、これまで以上に簡単に、多様な投資が可能になります。
本書には、今後さらに発展し、市場規模が拡大していくことが予想されるクラウドファンディングについて、その種類と活用法、問題点、今後の展望が語られています。
ビジネス立ち上げ支援や新興国支援に一般の個人投資家が間近で関われるという醍醐味もあり、配当を得る以外のところでも魅力の多いクラウドファンディング。
今のうちに知識を得ておいて損はありませんよ!
(新刊JP編集部)
「クラウドファンディング」とは、インターネットを通じて不特定多数の人たちからお金を集めて、お金を必要とする人に提供する仕組みのことで、利用したことがあるという人も少なくないはず。
日本では「新しい製品やサービスを作りたいものの資金がない企業や個人」に対して、その心意気に賛同した人がお金を投資するという、基本的には見返りを求めない「寄付」のスタイルが今のところの主流なのですが、これだけではもったいない!
クラウドファンディングにはまだまだ計り知れない可能性があるのです。
『クラウドファンディングではじめる1万円投資』(大前和徳/著、総合法令出版/刊)によると、クラウドファンディングには、「寄付」の形以外にも様々なスタイルがあり、特に「融資」としてのクラウドファンディングが近年大きな注目を集めているといいます。
この方法では、資金調達した企業の利益から配当を受け取ることができるため、資産運用の一環として利用できます。すでに、投資家と企業をつなぐサービスもあり、一万円ほどの少額から始められるという「敷居の低さ」と「高利回り」も手伝って投資額、利用者ともに増え続けています。
■来春の法改正で非上場株式の取引が可能に
また、クラウドファンディングには「株式型」というものも存在します。
これは、インターネットを通じて個人投資家が非上場の企業に出資するもの。投資家には出資と引き換えに、出資分に応じた株式が渡されます。
これまで日本では、非上場企業の株式の取り扱いは、一部を除いて原則的に禁止され、非上場企業が不特定多数の人に出資を呼びかけることも認められていませんでした。しかし、2014年5月に可決され、2015年4月に施行が予想される金融商品取引法改正によって、事実上、非上場株式の公募が可能になることが濃厚。これをクラウドファンディングを介して行うことによって、これまで以上に簡単に、多様な投資が可能になります。
本書には、今後さらに発展し、市場規模が拡大していくことが予想されるクラウドファンディングについて、その種類と活用法、問題点、今後の展望が語られています。
ビジネス立ち上げ支援や新興国支援に一般の個人投資家が間近で関われるという醍醐味もあり、配当を得る以外のところでも魅力の多いクラウドファンディング。
今のうちに知識を得ておいて損はありませんよ!
(新刊JP編集部)