女性の恋愛で大切な3つの感性

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 出会いがない、いいと思った人とうまくいかない…恋愛の悩みの種は尽きないが、どうしたら、愛し、愛される関係を築けるのだろうか。

 『恋愛レッスン 永遠の絆のつくりかた』(斎藤芳乃/著、SBクリエイティブ/刊)では、女性に向けて、運命の人と出会い、お互いがお互いを大切に思い、高め合い、幸せなパートナーシップを築いていくための具体的な方法を実例をまじえながら紹介する。

■女性の恋愛で大切な3つの感性
 恋愛で大切なのは「母としての感性」「娘としての感性」「同志としての感性」の3つの要素だ。自分や相手の状態に合わせながら、自分の中にある3つの要素を使い分けることで、より深く寄り添えるようになる。しかし、多くの女性が、本来持っているはずのこれらの要素をいかすことができない。

 なぜなら、子どもの頃から周囲の価値観にそって生きることを強制され、その結果、「求められた役割」だけをこなすようになってしまうからだ。その結果、恋愛においても、「いつも尽して犠牲になる」「女性扱いしてもらえない」「遊ばれて終わってしまう」というような、偏った苦しい関係になってしまう。こうした苦しい関係を改善し、幸せに生きていくためには、女性として本来持っている「母」「娘」「同志」という感性をバランスよく表現していく必要があるという。

 時には娘のように男性に守ってもらいながら、甘え、やさしさを受け取り、子どものように楽しみを分かち合い、苦しいときは親友のように支え合い、一緒に乗り越える。そして、相手がつらい悲しみの中にあるときは、母親のように抱きしめ、励まし、温かく見守る。人生にはさまざまな出来事が起こるが、このように3つの要素がそろうとき、はじめて相手を深く理解し、バランスよく支え合いながら、2人で乗り越えていけるのだ。

 人は一定の刺激が続くと、その刺激に慣れてしまうという性質を持っている。しかし、3つの要素を使って、あらゆる側面を見せながら接することで、1人の人とお付き合いしても常に良い刺激が生まれる。3つの要素を意識しながら、バランスよく接することが重要となると指摘する。

 年齢や容姿などの外面ではなく、内面の魅力を引き出すことが、かけがえのない関係を築いていく上で大事なことだ。7000人以上の女性を幸せに導いてきた著者の恋愛レッスンは恋愛に悩む女性の参考になるはずだ。
(新刊JP編集部)