行動しない「口だけ人間」 9つのタイプ

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 「今年こそダイエットする」
 「お金持ちになりたい」
 「起業して自分のビジネスを興したい」
 などなど、私たちは何かしら願望や夢を持っているものですが、だいたいが叶わずに終わるのが現実です。これはいったいなぜなのでしょうか。
 才能があるかないか、というのももちろんその理由の一つですが、それよりも大きなのは「行動しないこと」。やりたいことや目標があっても、それを叶えるための行動をせずに「口だけ」で終わってしまう人はとても多いのです。
 『行動イノベーション』(大平信孝/著、秀和システム/刊)は、そんな人に向けて、行動を起こし続けるために必要なことを教えてくれます。
 本書によると「口だけ」で終わる人には、こんなタイプがあるそう。あなたはどれに当てはまりますか?

■言い訳をする
 「時間がないから」「お金がないから」「自信がないから」「やったことがないから」と、何かと「できない」理由をつけては行動しないタイプです。

■心配をする
 「失敗したらどうしよう」「これが原因で失業したらどうしよう」と、うまくいかなかった時のイメージが先行して行動を起こせないタイプ。

■あきらめる
 「この歳で今さらはじめるなんて…」「あと10年若かったらやっていたんだけど…」と、「もう遅い」という理由で行動しないのがこのタイプです。

■学び足りない気がする
 「実践するにはまだ学び足りない」「もっと技術を身につけてからの方がいい」など、このタイプは準備不足を理由に実戦に挑みません。そして、いつまでも勉強ばかりしています。

■アレもコレもやりたい
 やりたいことがたくさんありすぎて、何から手をつければいいのかわからないというタイプです。「やりたいことがたくさんある」という状態に満足していることも。

■すぐやめる
 1回やってうまくいかないと「自分には向いていないんだ」と、すぐにやめてしまうのがこのタイプです。とりあえず動いてはみるもののやめるのも早いのが特徴。

■本気を出せばできると思っている
 基本的な考え方は「本気を出せばできる。できないのは本気を出してないだけ」。チャレンジがうまくいかないこと、失敗に耐えられないタイプです。

■依存している
 人の影響を受けやすいタイプです。「Aさんに言われたから始めてみたんだけど、Bさんに言われてやめた」といように、いろんな人の意見に振り回されてしまいます。

■人の目が気になる
 失敗して人前で恥をかきたくない気持ちが強すぎるタイプ。「こんなことをしたらバカにされないだろうか」と、他人からどう思われるかが気になって行動が起こせません。

 ここまで読んで心当たりがあった人は、きっと「口だけ」で終わった経験がある人でしょう。
 でも、夢も願望も、叶えなければ意味がありません。大事なのは夢を語ることではなく、夢を実現するためにどんな行動をとるかです。
 本書には、どんなことがあってもくじけずに行動し続けるための心の持ち方や考え方が、心理学的なアプローチで解説され、自分を変えたい人、目標を実現したい人の助けになってくれるはずです。
(新刊JP編集部)