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●もの凄くて困ったものもの凄く困って"た"。何に困ってたかといえば、我家のコンセント事情と妻から苦情である。小生、デジガジを扱うことが多い系ライターなので、スマホはもちろん、タブレットやらカメラやらのレビューを執筆する機会が多いのだが、そこで困るのが"充電"という問題。1製品に対して1コンセントが占有されるため、ダメだと思いつつもタコ足利用してしまう……だけならばさほど困らない。ではどういうことかというと、そのタコ足拡張されたコンセントも埋め尽くしてしまうわけだ。こりゃ怒られますって。

で、何か解決策はないかな? とネットサーフィン(死語)していてピピッときましたよ。コレ。モバイルバッテリでお馴染み「Anker」の急速充電器ですわ。

ぶっちゃけて、コンセントを埋めているのはACアダプタなわけです。で、そこで重要なのが、そのACアダプタは最近よく見かける"USB-ACタイプ"という話。ぶっちゃければ、充電する機器側にはmicro USBポートがあり、ACのUSB口にmicro USB-USBケーブルを挿して充電するという形をとっているわけですわ。従って、パソコンのUSBと接続してももしかすると充電できますよ? 的な感じをプンプンさせているわけです。できるかどうか知らないけど。

まぁ、同じ形なので、出力などの問題がクリアされていれば、ケーブル&ACの組み合わせは流用できるので、ユーザーメリットは高い……のだけれど、同時進行的に充電する場合はどうしてもコンセントを占有せざるを得ない。つまり、妻が怒る、小生が困るという悲しい連鎖が生まれるのだ。(´・ω・`)

そんな状況の解決アイテムが、前述したAnkerの急速充電器「40W 5ポート USB急速充電器」というわけ。ざっくりいうと、1コンセント5USBポートという製品。カメラなり、スマホなりに付属しているUSB-ACアダプタの代わりに、「40W 5ポート USB急速充電器」を利用しようというのだ。

一応、小生に製品を送りつけてくる編集部、メーカー様に申し上げますが、β機などを利用する際は付属のACアダプタにて充電しております。念のため、そう念のため。 あくまでも、私品の充電に使うのです。

●どのポートでも最適な出力にこのAnkerの「40W 5ポート USB急速充電器」の素晴らしいところは、ポート指定による出力制御を行っているのではなく、どのポートを利用しても最適な出力を行えるという点だ。わかりやすくいうと、モバイルバッテリなどでは、ポート1が2.1A、ポート2が1.0Aといったようにポートごとに出力指定がある。本製品は、そういった指定がないのだ。どのポートを使ってもOKなのである。

ちなみに、本製品のカラーラインナップはブラックとホワイトの2種類ある。ホワイトは光沢系、ブラックはマットな質感が特徴だ。サイズ的にはタバコの箱ぐらいで、汎用のメガネケーブル(2PINのやつ)を使ってコンセントと接続する。ケーブルは長めなので、ケースバイケースで短めのものを用意してもよいかもしれない。

小生の使っているPCケースはホワイトなので、PCデスク用にホワイト、家電ラック用にブラックという2品を購入。割と真面目に使い勝手のよいものなのでパワープッシュしたいところである。

なお、本製品は完全なる自腹。本原稿にて少しでもペイできればと担当に送りつけたものであることを記しておきたい。

(佐藤誠)