横綱の白鵬

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動画サービス「ニコニコ動画」によるユーザーイベント「ニコニコ超会議3」が26日、千葉・幕張メッセにて開幕した。ネットとリアルの融合イベントとして、今回が3回目の試み。ちなみに、昨年度は、10万3,561人が来場。ネット上では、509万4,944人という規模に膨らんでいる。

今年の新企画で、目玉とされたのが「大相撲の巡業」。横綱の白鵬日馬富士関ら、総勢250名の力士による取組があった。人気は高く、砂かぶり席、椅子席のチケットは、既に完売。立見席はもちろん、ブースを移動する通路にも、人が溢れた。

砂かぶり席の購入者には、特典が盛りだくさん。到着すると、お弁当やちゃんこの提供や、オリジナル座布団がお土産として持ち帰ることも出来た。また、遠藤ら若手力士とのハイタッチ会に参加する権利も付いていた。

会場に来れなかった、ネットユーザーに向けては、カメラを意識したファンサービスもあった。

午前10時から中継が始まっており、ぶつかり稽古の様子も存分に届けられた。日馬富士は、モニターに映し出されるコメントに興味津々。その一つに反応し、カメラに向かって手をふり、笑顔を届ける場面があった。

「ニコニコ生放送」と大相撲の配信実績は、2011年からスタート。この年、NHKでテレビ中継が行われなかった「五月技量審査場所」の全取組を配信した実績があり、このときの視聴者数は、全日程で、延べ160万人を集めていた。

白鵬は、珍しい場所で巡業が始まったことについて「インターネットと相撲が交わった。ここから、相撲の新しい楽しみ方が生まれることを期待したい」とコメント。「たくさんの若者に、相撲の素晴らしさを知ってもらいたい」と話し、新たなファン層にアプローチしていた。

イベントは2日間。明日27日まで開催される。

▼ 横綱の白鵬



▼ 結びの一番は、白鵬(写真奥)と日馬富士。東西のラスボス対決となった



▼ 本物の土俵が設置された



▼ 稽古の時間帯から中継がスタートした



▼ 砂かぶり席に用意された座布団は、お土産としてプレゼントされた



▼ ファンとの触れ合い。ハイタッチ会も設けられた



▼ 横綱の鶴竜



▼ 大関稀勢の里



▼ アフリカ大陸出身者の大砂嵐









▼ まげが結えないイケメン力士として、注目を集めている遠藤



▼ 遠藤