PHVは低燃費も実現しています!

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年々、関心が集まっているエコカー。環境にも優しい電気自動車には個人的にも注目しているのだが、電気自動車の電池が切れてしまったら、どうすればいいのだろう。路上で突然動かなくなってしまったら…なんて考えると不安だ。そんな素朴な疑問について、幅広いエコカーのラインナップを誇るトヨタにさっそく問い合わせてみた。電気自動車が電地切れになったら、どうすればいいんでしょうか?

「電気のみで走るEV(電気自動車)の場合は、完全に電池が切れる前に充電ステーションを探していただき、充電していただくことになりますね」

やっぱり。実は問い合わせる前にちょっと調べてみたのだ。そうしたら、電気自動車で走行中、電池が減ってきたため、充電ステーションを探している間にバッテリーがどんどんなくなり、JAFを呼ぶことになって大変だった、といった体験談も…。電気自動車にとって、充電はまだ課題なのかも。するとこんなお話が。

「HV(ハイブリッド車)とEV(電気自動車)を兼ね備えたPHV(プラグインハイブリッド車)の『プリウスPHV』でしたら、EVモードに必要な電気を使い切ってしまっても、自動でHVモードに移行するので、電池切れの心配がありません。そのため電池の残量や充電場所などを気にすることなく、長距離でも走行していただけます」

PHVって耳にしたことはあったけど、そういう意味だったのか! たしかにそれなら安心してドライブができる。ところで、その『プリウスPHV』で、フル充電されている場合はEVモード(電気だけ)でどれくらいの距離を走れるんですか?

「フル充電されている場合は、26.4km走行が可能ですので、日常生活で近所に出かける時などはEVモードのみで十分かと思います」

なるほど。ちなみに自宅に専用コンセントを備え付けることで、簡単に充電が可能とのことだが、フル充電にはけっこう時間がかかるのでは?

「AC200V電源の場合、約90分でフル充電が可能です」

90分とは思っていたより早い! 充電中は、充電が完了するまでの残り時間や充電電力をセンターメーター内にあるエネルギーモニターに表示して確認することができるそう。

PHV燃料消費率(複合燃料消費率)61.0km/L(※1)という圧倒的な低燃費も実現しているPHV。新しいエコカーの定番になるのでは。これからもっと注目していきたい!
※1 JC08モード走行プラグインハイブリッド燃料消費率(国土交通省審査値)、Sの場合。グレードにより値が異なります。

Woman.exciteの特集では、カージャーナリストと主婦がプリウスPHVについて徹底対談。
詳しくは、こちら!