パスタをスプーンとフォークで食べるのはマナー違反

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細長いパスタやスパゲッティを食べるとき、あなたはスプーンを使って食べていますか?その方が食べやすいし、上品な食べ方に見えますよね?しかし、イタリアではスプーンを使ってパスタを食べるのは「お子ちゃま」で「マナー違反」なのです。

イタリア語のgalateoは「ガラテーオ」と発音し、「礼儀作法」や「マナー本」の意味として使われます。小学館の『伊和中辞典』によると、「16世紀の文学者デッラ・カーサが、司教ガレアッツォに献じた礼儀作法書『ガラテーオ』に由来」するとか。

ガラテーオによると、「スパゲッティや細長いパスタをスプーンの助けをかりて食べる」のは立派なマナー違反となっています。イタリア人に言わせれば、「フォークをまだ使いこなせないお子ちゃまに見える」とか。

「食べにくいじゃない?だったらどうやって食べるの?」という疑問に、ミラノ出身の彼女はフォークに少量のパスタとソースを適量にからめ、一口サイズの分量で見事きれいに巻いて食べていました。これはイタリア人にとって、日本人がお箸でお豆腐や納豆を食べられるようになるのと同じようです。

観光客が多い都市では、外国人客には最初からフォークとスプーンを用意しているレストランがほとんどです。ミシュランの星がついているような高級レストランや格式張ったオケージョン以外は、そんなに神経質にならなくても大丈夫なようです。

次回イタリアに旅行するときがあれば、スプーン無しでトライしてみてはいかが?

※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:Galteo come mangiare gli spaghetti
http://www.roma-gourmet.net/sito/?p=5694