<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス(米国/1位)
Def.1R3分07秒 by TKO
ジュズエ・フォルミーガ(ブラジル/5位)

頭を振って、左ジャブから右をフェイントで見せるベナビデス。フォルミーガは右を放つが、パンチの迫力はベナビデスが上か。サウスポーより、オーソが多いベナビデスは、前に進むと軸足を掛けてパンチにつなげる。ベナビデスの動きに合わせて、カウンターを狙うフォルミーガも、動きは決して悪くない。ベナビデスの左、その打ち終わりに左を放って回り込むフォルミーガは、ガードをしっかりと固めている。と、ボディからフックに繋いだベナビデスは、左から右を打ち込むと、ボディへのヒザにつなげる。思わず背中を向けて、亀の態勢になったファルミーガに、パウンドを落し続けるとレフェリーが試合を止めた。「ブラジルで戦うことは最高。ファンも最高だ」というベナビデスに、ブラジルのファンは無反応だった。