リクルートジョブズが同社の求人メディアに掲載された求人情報からまとめた7月のアルバイト・パート全国エリア別募集時平均時給の調査によると、三大都市圏（首都圏・東海・関西）の平均時給が3カ月ぶりに前年同月を上回ったことが分かった。

　三大都市圏の平均時給は前年同月比0.2％増の946円（前月949円、前年同月944円）で、3カ月ぶりに前年同月を上回った。

　職種別に前年同月と比べると、営業系1053円（前月1046円、前年同月1020円）、事務系946円（前月941円、前年同月937円）、フード系913円（前月922円、前年同月908円）、専門職系1066円（前月1058円、前年同月1062円）、製造・物流・清掃系935円（前月936円、前年同月932円）は増加。

　フード系が21カ月、製造・物流・清掃系が18カ月、事務系が10カ月連続で増加。専門職系は22カ月ぶりに増加した。

　一方、減少したのは販売・サービス系931円（前月937円、前年同月937円）のみで、6カ月連続の減少。

　地域別に見ると、首都圏984円（前月986円、前年同月986円）、東海891円（前月895円、前年同月891円）、関西904円（前月908円、前年同月899円）。首都圏は6カ月連続で減少、東海は前年同月と同じ水準、関西は13カ月連続の上昇となった。

派遣時給 過去3年で最も高い水準
最低賃金 全国平均14円の引き上げ
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