リクルートジョブズが同社の求人メディアに掲載された求人情報からまとめた6月のアルバイト・パート全国エリア別募集時平均時給の調査によると、三大都市圏（首都圏・東海・関西）の平均時給が2カ月続けて前年同月を下回ったことが分かった。

　三大都市圏の平均時給は前年同月比0.1％減の949円（前月945円、前年同月950円）で、2カ月続けて前年同月を下回った。

　職種別に前年同月と比べると、フード系922円（前月920円、前年同月916円）、営業系1046円（前月1045円、前年同月1039円）、事務系941円（前月942円、前年同月937円）、製造・物流・清掃系936円（前月932円、前年同月933円）は増加。

　一方、専門職系1058円（前月1058円、前年同月1066円）、販売・サービス系937円（前月931円、前年同月939円）は減少。

　地域別に見ると、首都圏986円（前月982円、前年同月993円）、東海895円（前月892円、前年同月889円）、関西908円（前月902円、前年同月898円）。首都圏は5カ月連続で減少、東海は5カ月ぶりの増加、関西は12カ月連続の増加となっている。

　関西は、営業系1013円（前年同月比2.7％増、前年同月比27円増）、販売・サービス系914円（同2.4％増、同21円増）の時給が大幅に増加している。

派遣時給4カ月ぶりに上昇､IT･技術系職種は低下続く
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