岡崎慎司 (撮影:岸本勉/PICSPORT)

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ドイツ・ブンデスリーガのシュトゥットガルトからマインツへと移籍を果たした、サッカー日本代表岡崎慎司。背番号は「23」となり、自身の公式ブログでは「再び23番で輝くためにマインツで全力勝負していきます」と意気込みを綴っている。

移籍を決断した理由から、6月のコンフェデ杯、来年に迫るW杯まで――、テレビ朝日「やべっちF.C.」(14日深夜放送)では、矢部浩之岡崎慎司の対談を放送、日本が誇るストライカーの胸中を伝えた。

「自分の思い描いた結果がシュトゥットガルトで出せなかったというのもあるんですけど」と切り出した岡崎は、移籍を決めた理由を「FWとしてというより、色んなことやって、“俺の特技はなんや?”ってなってたんですよ。“岡崎はなんでもやってくれるな。守備もやるし”と曖昧になってたんですよね。攻撃のところで」と説明。守備の参加などを期待された前チームから、FWとして得点を獲ることに専念したいとして、「ブンデスで点を量産できるチャンスだと思ってますので、環境変えてリベンジの気持ち」と意欲をみせた。

また、世界の強豪国を相手に3連敗を喫したコンフェデ杯については、「今までは(本田)圭佑とか(長友)佑都とか、3人で熱い話をしていたのが、今は10人とか、それ以上とかで話す日もあった」とメンバーの変化を伝え、「3連敗した後で、部屋にみんなで集まって、“どう思う?”という話もしましたし、出れたやつ、出れなかったやつがいるんですけど、みんなやるべきことは考えているというのはあった。それをまた1年でやっていかないといけない」と、大会後の様子を明かした。

さらに、来年に迫るW杯について、矢部から「1年しかないのか、1年もあるのか」と訊かれた岡崎は、「1年あるなっていうか。コンフェデ、もちろん優勝狙ったけど、現実をみたけど、まだW杯は残っているっていうのは今の正直な気持ち。前回のベスト16という結果にも満足していないし、自分が途中出場で終わったという結果にも満足していない。結果にこだわる」と強い口調で語った。