東京商工リサーチが13年3月期決算の上場企業2484社を対象に調べた結果によると、報酬1億円以上の役員は292人だったことが分かった。

　役員報酬1億円以上の個別開示が確認された企業は167社、人数は292人だった。、前年（12年3月期）に比べて企業数は5社減、人数は3人減となった。

　役員報酬1億円以上の人数が最も多い企業は、前年（14人）に続いてファナックの13人。次いで、日産自動車、三菱商事が各6人、大和証券グループ本社、野村ホールディングス、大塚ホールディングス、武田薬品工業が各5人と続いた。

　役員報酬の最高額は、日産自動車のカルロス・ゴーン氏（9億8800万円）で2年ぶりにトップとなった。2〜4位は武田薬品工業が占め、デボラ・ダンサイア氏（7億7600万円）、フランク・モリッヒ氏（7億4500万円）、山田忠孝氏（7億1200万円）だった。

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