ブラジル・レシフェで行われた、コンフェデ杯第2戦(日本代表vsイタリア代表)は、日本が2点を先制するも逃げ切ることはできず、最後は3-4で逆転負け。日本は2連敗となり、グループリーグ敗退が決まった。

2点のリードを守りきれなかった日本代表の戦い方について、サッカー解説者・松木安太郎氏は、「めざましテレビ」(21日放送)番組内で振り返った。

「最初の2点を獲るところまでは完璧でしたね」と興奮気味に切り出した松木氏は、その後も、「イタリアはなんでこんなに調子悪いのってくらいで、湿度の関係もあったのかも知れませんけど。イタリア相手にこの時間帯に2点獲れるってことは、どこのチームでもなかなか出来ることじゃないですからブラボーだった。夜も昼も全部ピザでいっちゃおうかと思ってますけど、そこまででしたね」と、伝わりづらいギャグが口をついて出るほどの饒舌ぶりだった。

だが、失点の多いディフェンス面に話が及ぶと、「2試合で7失点。やっぱりね、試合の展開といいますか、スイッチのオン、オフ。イタリアは死んだように密かにしているところから、急に攻撃に移る。この緩急がハッキリしてましたよね。日本はズルズルズルズル、押してはいるんだけど点にならない。肝心なところでポンと点を獲られる」と語り、具体的な改善点として「90分の戦い方をチーム全体として考えなきゃいけない。今は守る時、今は攻める時。2-0になったら、ある程度ひいて、しっかりと相手のマークをきっちりやってカウンターとか。その辺がバランスが悪かった」と指摘した。