『ファーゴ』のテレビシリーズ化に、コーエン兄弟も製作総指揮者として正式に参加!
1996年に制作され、アカデミー作品賞を含む7部門にノミネートされた映画『ファーゴ』のテレビシリーズ化に、オリジナルを制作したコーエン兄弟も正式に製作総指揮者として参加することになったとThe Hollywood Reporterほか複数のメディアが伝えた。
これは、アメリカのケーブルチャンネル、FXのプロダクションがMGMテレビジョンとともに企画しているテレビシリーズ作品で、脚本はテレビドラマ「Bones ボーンズ -骨は語る-」などを執筆してきたノア・ハウリーが担当することになっている。
オリジナルの『ファーゴ』は、カーセールスマンが借金返済のため企てた偽装誘拐が、小さな手違いから計画が狂い始め、凄惨な連続殺人事件へと発展していく様をブラックユーモアを交えて描いたサスペンスドラマの秀作。同作で、妊婦の女性警察署長を演じたフランシス・マクドーマンドはアカデミー賞主演女優賞を獲得している。
ちなみに、『ファーゴ』のテレビシリーズ化は、2003年にも行われたが、その際はパイロット版の制作のみで終わっている。今度は、しっかりとした形でテレビ放映されるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)