橋下市長は「前の(茶髪の)格好で(女性問題が)出てきたら、誰も何にも違和感を覚えない」とも釈明した(茶髪時代の07年撮影)

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大阪市の橋下徹市長は2012年7月18日夜の囲み取材で、週刊文春に過去の女性問題について報じる記事が掲載されることについて、「事実でもあり、事実でない部分も混ざっている」と事実関係を一部認め、「これから(妻からの)すごいペナルティーが待っている」と苦笑いした。

首都圏では12年7月19日に発売された週刊文春7月26日号では、

「橋下徹はスチュワーデス姿の私を抱いた!−大阪の元愛人だけが知っている」

と題して、橋下市長が府知事に就任する前の06年頃、大阪・北新地の高級クラブに勤務する30歳代の「松下奈緒似の色白で清楚な美女」と不倫関係にあったなどと報じている。記事では、不倫相手の女性が、4回目のデートの際、食事の後にタクシーで伊丹空港近くのラブホテルに行ったなどと証言している。

「聖人君子のような生き方をしていたわけでもない」

女性と関係を持ったことについてただされた橋下市長は、

「飲食をしたことまでは事実」

としながら、

「知事になる前までは聖人君子のような生き方をしていたわけでもない」
「前の(茶髪の)格好で(女性問題が)出てきたら、誰も何にも違和感を覚えないことだと思う」

と、事実上交際を認めた。記事のどの部分が正しく、どこが誤りなのかについては、

「まだ妻にも今説明していない」

と説明を避け、翌日以降に改めて質問に応じるとした。