原発事故は本当に収束? 気になるホットスポットがひと目でわかる―東芝ポータブルガンマカメラ【売れ筋チェック】
野田総理が福島第一原発が冷温停止したと発表し、世界各国や国内からは発表を疑問視する声も聞こえてくる。事故発生から9カ月が経過してもなお関心の高いこの事故、今後本格的に除染作業が行われるとされている。
従来、除染の必要なホットスポット、つまり放射性物質による汚染の濃厚な場所をさがすには、まずいろいろな場所を線量計で測ってみて数値の比較をしなければならず、非常に時間のかかる作業だった。東芝は、ガンマ線の量を信号に変換して色の変化で表し、カメラで撮影した映像に重ね合わせるポータブルガンマカメラを開発した。「測定結果のイメージ写真」のように、ホットスポットがひと目でわかる上に、除染のあと線量がどれほど減少したかといった比較も非常に素早くできる。
なお、このカメラはコンシューマー向けを想定したものではなく、12月中に福島市と共同で実証実験を行い、2012年初頭から中央官庁や地方自治体などに提案していく予定だ。
放射線ホットスポットを可視化するポータブルガンマカメラ装置の開発について 東芝 ニュースリリース
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(MIYUKI KOMATSU)
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