チェゼーナがG大阪の宇佐美に興味…“長友モデル”へ期待?

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 日本代表DFの長友佑都をインテルへとレンタル移籍させているチェゼーナが、新たな日本人選手の獲得に乗り出していると、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 チェゼーナは昨夏、FC東京から長友を獲得した。チェゼーナでイタリアのサッカーと生活環境に適応した長友は、冬の移籍市場でインテルへとレンタル移籍。現在はレギュラーとして活躍しているため、完全移籍が確実視されている。低コストで獲得した長友をインテルへと売却すれば、多額の移籍金が利益として得られ、ビジネス的な観点から見ても、獲得は成功に終わる公算が大きい。

 そこで、新たにチェゼーナが目をつけているのが、将来を嘱望されるG大阪の宇佐美貴史であるようだ。宇佐美は19歳ながらG大阪の中心選手として活躍。チームに不可欠な存在に成長している。しかし、以前から海外志向が強く、若くして移籍に踏み切る可能性が高いと見られている。

 チェゼーナは今シーズンを15位で終え、セリエAへの残留を確定させているが、来シーズンへ向けては更なるレベルアップが求められる。ビジネス的な観点から見ても、成長すれば高額の移籍金が期待できる若い宇佐美はチェゼーナにとって魅力的。まさに“長友モデル”を思い描くことができるため、具体的なオファーに発展するかもしれない。

 なお、宇佐美に関してはバイエルンなど、ブンデスリーガのクラブが興味を示していると報じられている。

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