気象予報士でレースクイーンの穂川果音

初戦が見送りとなっていた「SUPER GT」が、ゴールデンウィークに富士スピードウェイで、いよいよ開幕する。レースクイーン的視点に立つと、初戦の醍醐味は、なんと言っても新人レースクイーン。今年はどんな原石に出会えるのか!?今から楽しみでならない。

そんな中、開幕前にも関わらず、ネット上ですでに話題を集めている新人レースクイーンがいる。穂川果音(ほかわ かのん)だ。彼女は一月に行われたカスタムカーの祭典「東京オートサロン」に出展していたホイールメーカー「Vielside」のモデルとして華を添えていた。するとイベント終了後、彼女を見初めたカメラファンたちが、「この娘は誰?知っている人教えて!」、「まじタイプ!かわいい!」と某掲示板で絶賛の嵐。口コミで人気が高まっていったのだ。となれば、どんな娘なのか!?ますます気になってくる。そこで直撃してみると、思いもよらぬ経歴が明らかになった。

「高校一年生の頃はモデルプロダクションに所属して、ファッション誌のCanCamや、プチセブンなどで専属モデルをやっていました。でも、いつしか何かを話したり、伝えたりする仕事をしたいと思うようになったので、モデルプロダクションを辞め、気象予報士の学校に通い始めました」。だが、生活費を稼がなければならない。そこで彼女はもともと取得していた秘書検定準一級の資格を生かし、秘書として働く傍ら、学校に通うようになる。そして、みごと試験に合格。難関を突破した。

ここまで聞いただけでも、モデル、秘書、気象予報士と、はたから見れば、かなり高いハードルをクリアして来たように思えるが、そんな彼女が今なぜ、グラビアやレースクイーンの世界に挑戦しようと思ったのだろう?「資格を取ったあと、フリーアナウンサーが大勢在籍するプロダクションに籍を置きながら、キャスターのオーディションを受けまくったんですが、なかなか結果に繋がらなくて…」。そんな時に今のプロダクションのマネージャーにスカウトされたという。

「正直、最初はやる気がなかったんですよ。レースのこともよく分からなかったし」。だが、そんな気持ちも、熱心に説得してくれるマネージャーの姿勢に、いつしか動き始めたという。「自分がやりたいと思うことで結果が出ないのであれば、必要としてくれる世界に身を預けてもいいかな、と思うようになりました。でも、やるからには中途半端は嫌なので、秘書の仕事も昨年の9月で辞め、これからはこの仕事一本で行こうと思っています」。

その決意は素晴らしいが、抵抗感は無かったのだろうか?「ありましたね。友達にも『レースクイーンやると色が付くからキャスターの仕事はできなくなるよ』って言われたんですけど、逆にレースクイーンなのに気象予報士って話題性という面では面白いじゃないですか。そこからレポーターの仕事とかに繋がる可能性もあるし。なので、今はキャスターという肩書きにかかわらず、タレント全般として活躍できる方向を目指しています」。

そう語る時の真剣な眼差しを見た時、彼女は決して妥協でレースクイーンの道を選んだ訳では無いと確信した。いや、それどころか、これまで以上に野心を燃やしている。「今でもレースクイーンをやることに不安はあります。でも、やると決めたからには一番を狙いたいですし、自分ならやれるという自信もあります。全く根拠は無いんですけどね…うふふふふ」。

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イベント出演後、ネット上で名前が飛び交った新人レースクイーンの穂川果音

穂川果音25歳。レースクイーンとしては遅咲きだが、彼女こそが「遅れてきたチャンピオン」かもしれない。

(文・写真/矢沢隆則) ■関連サイト
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