エスパニョールのホーム、コルネヤスタジアムで迎える2度目のバルセロナ・ダービー。今シーズン好調でCL圏内の4位でバルサを迎えるエスパニョールが、首位バルサを迎える注目のダービーだ。

 同じ街のライバルチーム同士だが、実はエスパニョールにはバルサのカンテラ出身の選手が5人も含まれている。カデテ(ジュニアユース)年代でバルサに入団したデ・ラ・ペーニャは、19歳でバルサトップデビューを飾り、将来が有望視されていた。その後、イタリアのラツィオを経てエスパニョールへ移籍。9シーズン目を迎えている。

 今シーズン、ベティスからエスパニョールに移籍したセルヒオ・ガルシア、そして2シーズン前にデポルを経てエスパニョールに入団したベルドゥもバルサの下部組織育ち。バルサBではイニエスタ、メッシ、バルデス等と一緒にプレーしている。両選手ともバルサのトップチームに昇格したが、出場機会に恵まれず他チームに活躍の場を移していた。

 昨シーズン、トップデビューを飾ったDFビクトル・ルイスもジュニア時代はバルサでプレー。さらにMFバエナはユース時代までバルサで活躍。2007年にエスパニョールへ移籍している。グランド外では交友がある選手達もグランドに入れば話は別。バルセロナ・ダービーは今シーズンも激しい試合になるに違いない。

(スペイン通信)