リーガ首位を走るバレンシアをホームに迎えたバルサ。前半、パブロ・エルナンデスにゴールを決められ苦しい展開になったが、後半はイニエスタのゴールで追いつき、勢いを取り戻し、決勝ゴールはキャプテンのプジョールが頭で豪快に決めバレンシアを破った。

 ここ5得点全てヘディングでゴールを決めているプジョール。大事な試合でプジョールはチームを救っている。昨年の5月に行われたクラシコでは、サンティアゴ・ベルナベウでヘディングシュートを決めている。さらに記憶に新しいW杯準決勝ではドイツ代表相手にもヘディングでゴール。「セットプレーではいつも全力で走り込んでゴールを狙っている」とプジョールは語る。

 アシスト役を務めるチャビのセンタリングともタイミングは抜群。上背がない今シーズンのバルサでプジョールのヘッドは大きな武器になりそうだ。「代表の後の試合はいつも苦労するけど、この試合のようにしっかりと勝たなければいけない」と首位バレンシアに勝ったプジョールは気を引き締めていた。頼れるキャプテンに支えられバルサが息を吹き返した。

(スペイン通信)