ミランは14日、レオナルド監督のシーズン後の退任を正式に発表した。記者会見に一緒に出席したアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、「この別れをとても残念に思っている。繰り返すが、どちらかがどちらかを手放したのではない。双方が一緒に決めたことだ」とコメント。一方で、チームが今季リーグ3位になったことへ賛辞を送った。

「レオは事前に設定した目標を達成した。これだけの負傷者が出なかったら、我々はスクデットを争っていただろう。我々はチャンピオンズリーグにグループリーグから出場することとなった。これは大きな結果だ。テクニカル面でも大きな革命をしてくれたし、我々は4-3-3から4-2-ファンタジーへとフォーメーションを変えて、勝ち点においても内容においても、かなりの間結果を残した。まったくもってポジティブなシーズンだったと言えるだろう」

だが、レオナルド監督の退任が決まったことで、後任に関する質問を避けることはできない。ガッリアーニ代表取締役はこれに対し、このように答えている。

「まだ我々はどんな決断も下していない。ここまで、ミランは誰とも話していないし、コンタクトも取っていないんだ。時間はある。数日の間で決めることではない。アメリカツアーは(マウロ・)タッソッティ(現助監督)が率いることをすでに決めた。急ぐことはないんだ。それから新監督を決めて、発表する。幸いにも、ミランの名前はまだかなり魅力的なんだ」