『借金時計』が財務省のホームページに載って話題になったのは2年前の夏である。今年の夏の総選挙前に、もう一度、眺めて・・・いろいろ考えてみた。

『借金時計』。お暇があったらネットで是非覗いてもらいたい。
日本の借金の状況をオンタイムで知ることができる。Googleの検索のトップになっているのが経済ジャーナリストの財部誠一さんのホームページなので、そこの数字を参考にさせてもらうと・・・・。
※資料 財部誠一さんホームページより

この原稿を書いている時間現在(2009年7月23日11時頃)の日本の長期債務残高は、795兆9860億円あたり。我々1世帯あたりの負担額は、1522万円に迫ろうとしている。
日本は、
1年 あたり 約29,000,000,000,000円
1日 あたり 約79,452,000,000円
1時間 あたり 約3,310,500,000円
1分 あたり 約55,175,000円
1秒 あたり 約919,583円 ずつ借金が増えているらしい・・・。

さらに、天文学数字の話しを続けると・・・。平成18年度の日本の国家予算は、一般会計が、82兆円で、特別会計はその約6倍の460兆円ほど。この特別会計の中には、一般会計から持ち越された分が重複しているので、差し引くと、特別会計の純計額は、約200兆円強らしい。なので、日本という国が1年に使うだろう「お金」は、単純計算でも全部で、300兆円弱。しかし、日本の全産業の売り上げは年に約1500兆円で、国内総生産が約500兆円で、そこから徴収される税金の総額は、約40兆円しかない。

では、まったく足りない何百兆円はどこで賄われているのか。何を充てにされているのか。それは、国債の発行だとか、あるいは郵貯や年金資金や簡保の資金であって・・・要は、日本の国家予算の大部分は、国民の財産を使っておこなわれる公共事業ちゅうことだ。


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