選考を通過したいときに、相手に伝えたい「熱意」。
しかし
「あなたのことが好きです!」
と強く言うだけでは、相手は振り向いてくれません。
大切なのは「自分がいかに相手の役に立てるか」を伝えること…。

“熱意”に自己満足してはいけませんよ、とくに若い人!

このところ、とあるプロジェクトを一緒に運営するために、かなりの数の大学生の書類審査、および面接を1人で行っていました。
誰一人として“熱意”が感じられない人はいないほど、頑張り屋さんが応募してくれたと感じています。
元Z会受講生も多く、Z会への愛着もひしひしと感じました。

しかし、こちらとしては「選考」しなければいけません。
そして「選考」で通過するには、その人から発散される熱意の多寡では決まりません。


「行おうとしているプロジェクトで役に立ってくれる人材かどうか」


その一点を見極めるために、審査を行うわけです。


どれだけ「自分に熱意があること」を熱っぽく語られても、審査する側に嬉しい気持ちを届けるだけで、審査の判断基準とは余り関係がありません。
自分で感じている熱意は、あくまで自分の基準であって、他人の基準ではないですから。

熱意に自己満足しちゃいけないんです。


そして、本当に熱意のある人は、「熱意」を「他人に伝わる形」に変える努力に怠らない…あるいは、自然に相手のことを考え、熱意を行動に移すことができるようになっています。
根本にある思想は「相手のためになってナンボ」という考え方。

自己満足の熱意押し売りくんとは、やっぱり違うんです。


「Z会をずーっとやっていました!だから是非このプロジェクトをやってみたいんです!」
…ありがとう、気持ちは受け取るけれど、プロジェクトにあなたはどう貢献するんですか?

「NPOに所属しボランティア的に働いています、将来は多くの人の役に立ちたいと思っています!」

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