セリエA開幕戦でハットトリックを決めたユベントスのダビッド・トレゼゲが26日、カナル・プリュス局のマイクを前に、フランス代表ドメネク監督に対する不信感を語った。

　22日のスロバキア戦のメンバーから外され、前日の「A'代表」の試合に出場させられたことを聞かれたトレゼゲは、「もちろんいい気持ちはしなかった。ドメネクが僕よりアンリ、アネルカ、ベンゼマを優先して選んでいることは、とっくに知っている。（監督との間に）対話はない。問題は僕が試合に出るかどうかということではない。リスペクトの問題だ。ドメネクと知り合ったときは（ユース時代の）17歳だったが、もう30だ。僕はわかっている人といっしょにやって来て、すべて勝ってきた。カペッロにもアンチェロッティにも、僕に対するリスペクトがあった。（ドメネク監督のやり方は）受け入れがたい」と表情を曇らせながら語った。シーズンを最高の形でスタートさせた喜びも代表の話題になると吹き飛んでしまうようだ。