リーグ・アン第4節が18日と19日に行われ、首位にル・マン、ロリアン、ナンシーの3チームが3勝1引き分け（勝ち点10）で並んだ。奇しくも昨シーズン勝ち点49ポイントで並び12〜14位を分け合った3チーム。2部降格の心配はなかったが、上位争いには入れなかったクラスだが、いずれも今シーズンは出足上々だ。

　ル・マンは開幕から3連勝のあと、リールを相手に1―1で引き分けた。松井大輔は先発で出場し、後半38分に交代した。レキップ紙の評価は10点満点の5点とやや辛め。「前半にいくつか輝いた場面あり。後半は左サイドで貢献」とのコメントを得た。

　ロリアンはリーグ6連覇のリヨンを相手に、一歩も譲らぬ試合を展開。ニースから移籍したバイリュアの2得点で金星をあげた。バイリュアは前節のパリ・サンジェルマン戦に続き2試合連続の2得点。リヨンの失点はいずれも左サイドバック、グロッソのミスがきっかけとなった。リヨンが3試合（第3節は未消化）で早くも2敗目を喫したのは10年ぶり。

　ナンシーは昨季2位のマルセイユを相手に0―2とリードを許したが、後半19 分、25分に得点をあげ引き分けに持ち込んだ。今季は下馬評でリヨンの7連覇を阻止する筆頭候補に挙げられたマルセイユだが、開幕以来1敗3引き分けとまだ勝ち星がない。