11日のトゥールーズ戦（第2節）で相手FWのエルマンダーと激しく接触したリヨンのブラジル人センターバック、クリスが13日、精密検査の結果、右ヒザ2カ所の靭帯断裂で6ヶ月戦列を離れることがわかった。レキップ紙などが報じている。

　これによりリヨンは、少なくともチャンピオンズリーグのグループリーグ全試合、リーグ・アンの22試合前後を、新主将で守備の要であるクリス抜きで戦わざるを得なくなった。

　リヨンのセンターバックについては、ミュラーがヒザの故障で回復まで1週間かかる。現在出場が可能なのは、スキラッチのみで、こちらもケガから復帰したばかりで万全とはいえない。

　リヨンは当面、MFのボドメールとサイドバックのグロッソを臨時の代役として充てるが、センターバックの補強を急遽検討している。候補に挙がっているのは、ソショーのエンダウ、マンチェスター・ユナイテッドのエインセ（アルゼンチン）、パリ・サンジェルマン（PSG）のマリオ・ジェペス（コロンビア）ら。マンUからの移籍を希望していると報じられているエインセは、リーグ・アン（PSG）で3シーズンの経験がある。