2007-08年シーズンの初戦、スロバキアとの親善試合を8月21日に控えるフランス代表だが、ドメネク監督は7日、試合前日に両国の「A'代表」の一戦を行なうことを明らかにした。フランス通信（AFP）が伝えている。

　スロバキア戦に向けたフランスのA'代表の顔触れは、来週末に予定されるA代表のメンバー発表と同時に明らかにされる。A'代表は、ドメネク監督の指揮の下、A代表と同じ合宿に参加する。

　ドメネク監督はA'代表招集の意図を、ユーロ2008予選のヤマ場となるイタリア戦（9月8日）とスコットランド戦（9月12日）を前に「より多くの選手を見ておきたいため」と説明した。フランスサッカー連盟は「メンバーの大幅な見直しを視野に」という方針を示している。

　最後にA'代表が招集されたのは、2001年3月22日（対ドイツ戦、1―2で敗れた）にさかのぼる。このときはA代表のルメール監督ではなくU-17のステファン監督が指揮をとった。当時のA'代表には、クペ、ドラソー、ダクール、サニョル、ゼビナ、カヌーテなどが選ばれた。この中でカヌーテはA代表に選ばれないまま、マリ代表に移っている。