台風25号で「深層崩壊」が複数発生か 千葉・鴨川市で大規模土砂災害 専門家「斜面の異変は避難のサイン」

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千葉・鴨川市では「深層崩壊」が複数起こっていたことがわかりました。

9月21日に関東に直撃した台風25号では、千葉県と神奈川県であわせて15人が亡くなり、そのうち13人が土砂災害によるものでした。

東京都市大学の佐藤剛教授は、千葉・鴨川市内では長雨に加えて台風の大雨によって斜面に大量の水がたまり、深い地盤までが固まりとなって大規模に崩れた可能性があると指摘します。

東京都市大学・佐藤教授:
だいぶ木の根っこがないようなところまで崩れているのがわかる。こういったのは深層崩壊とも呼ばれる。

深層崩壊とは大量の雨が地下深くまでしみ込んでたまり、風化した岩盤なども崩れる土砂災害で、規模が大きくなることが特徴です。

現場のすぐ隣の住人は大規模な土砂崩れの前に自宅の裏が崩れ、大量の水が流れてきたといいます。

現場近くの住民:
音がすごかった。滝みたいに。土が水と一緒に流れてきて。(消防の方に)向こうが崩れて危ないから避難してくださいと言われて。

佐藤教授は、長雨によりまだ斜面に水が含まれている可能性があるため、今後、台風などによる大雨が降った際には、特に注意が必要だといいます。

東京都市大学・佐藤教授:
(周辺に)斜面がある場合には常に観察することが重要だと思います。例えば水がいつもより出ているなとか、(斜面から)泥水が出ているなとか、斜面の下に小石が落ちている。こういったものが(土砂災害の)前兆現象の可能性があるので、すぐに避難する必要がある。