中国の女性はなぜ出産しない?各地で意識調査=中国ネット「調査、調査でやり過ごし、3年後にまた調査」
中国各地で女性を対象とした出産・育児への意識調査が行われているとの報道が、中国で注目を集めている。
中国メディアの中国経済網などによると、四川省攀枝花市では統計局が9月18日に特別調査を開始した。同省綿陽市安州区では疾病予防管理センターが21日、18~49歳の女性を対象に出産・育児のニーズを把握する調査の実施を発表した。広東省江門市では婦女連合会が10日、20~49歳の出産可能年齢にある女性を対象とした調査を実施。山東省済寧市でも、統計局が10の県・市・区から20~45歳の女性を抽出して出産・育児についてのアンケート調査を行った。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「なぜ子どもを産みたくなく、産めないのか?」が注目ワードに。ネットユーザーから寄せられたコメントで最も多くの共感を集めたのは「もし一般庶民だとして、一生懸命働いてようやく管理職まで上り詰めたのに、妊娠(出産)して戻ってきたら自分のチームはなくなり、ポジションもなくなり、給料まで下がっていた。または、妊娠した途端に職場で蚊帳の外に置かれたら、不安にならない?」との意見だった。
また、「逆に私はなぜ局長をあきらめないといけないのって話(出産するとあきらめざるを得なくなる)」「昨日には、女性の定年退職年齢を(男性と同じに)引き上げるって言ってたけど」「1.男が頼りにならない。2.収入が低い。3.出産は仕事、身体に影響する。4.女性の時間と精力が消耗される」「動物界をもっと見るといい。水源が枯れるとヌーの群れは交尾をやめ、寒さが近づくとホッキョクギツネは発情期を遅らせるんだってさ」といったコメントにも多くの共感が集まった。
このほか、「こんなこと、まだ調査しないと分からないのか?」「調査、調査で3年やり過ごし、3年後にまた調査」「国が出産する女性1人に100万元(約2340万円)支給することを支持する」「1人産むにつき10万元(約234万円)くれるなら私は産む。後で回収しないと約束してくれるなら」「まず男性に良い夫、良い父親とは何かを学ばせてから、女性が産むか産まないかの問題を議論してほしい」「8時間労働を徹底してくれればいいんだよ。996(※午前9時から午後9時まで週6日勤務)では睡眠すらまともに取れない」「子どもを産むための時間を確保できるような労働法、女性が結婚したくなるような婚姻法にしなければならない」といった意見が寄せられている。(翻訳・編集/北田)

