白熱の新人王争い 岡本和真VSタイガースのマゴニグルは「マゴニグル一択」 タ軍ヒンチ監督「ひいき目はあるけど」
◆米大リーグ ブルージェイズータイガース(14日、カナダ、トロント=ロジャーズセンター)
ブルージェイズの岡本和真内野手(30)は本拠のタイガース戦に「6番・サード」でスタメン入りした。2025年の鈴木誠也外野手(カブス)を越える日本人右打者最多本塁打となる今季33号本塁打に期待がかかる。対するタイガースは、ア・リーグ新人王で岡本と争うK・マゴニグルが「1番・遊撃」でスタメン入りした。
試合前、タイガースのヒンチ監督は「マグゴニグル一択。それ以外はない」と、自軍の若き内野手を新人王として強く推した。指揮官は、新人王レースを混戦だとは見ていない。「私が選ぶなら、それ程、難しい選択ではない。ケビン・マゴニグル一択。それだけです。確かに私は、彼を直接見てきていますから、そこには多少、ひいき目はあるでしょうけど、私は彼がルーキー・オブ・ザ・イヤーだと思います」。自軍選手への身びいきは認めつつも、きっぱりと言った。
開幕戦で4安打の鮮烈デビュー。4月に来季から2034年までの8年総額1億5000万ドル(約232億円)の大型契約を締結。3、4月の月間新人賞を獲得すると、21歳でオールスター選出を果たし、13日現在、打率2割7分2厘、151安打、17本塁打、65打点、12盗塁と活躍しているゴールデン・ルーキーを「シーズンの最初からずっとトップの成績を出し続けている。彼は、最も安定した選手であり、誰にも劣らない高度なパフォーマンスを重ねてきました。彼だけが、優秀なルーキーだと言いたい訳ではありません。でも、彼は、日々守備位置を変え(遊撃、三塁)、打順の上位、及び中軸で打って、ほぼ全ての予定された試合に出場し、長いシーズンを耐え抜いてきましたから」と”イチ押し”した。
本塁打、塁打、打点でリーグの新人単独1位のブルージェイズ岡本を始め、本塁打を1本差で追い、3年連続100敗以上したホワイトソックスを牽引する村上宗隆ら、今季のア・リーグは日本人選手がからんでスーパールーキーがひしめき、新人賞レースは混沌としている。
「接戦で惜しい2位候補が大勢いるのも知っています。でも、彼(マゴニグル)は私たちのチームの選手であり、私が一番間近で見てきた選手なのです」とヒンチ監督。同カードは、岡本対マゴニグルの新人王ライバル対決も注目だ。
