「帽子をまっすぐかぶれ」新人に指示した審判にMLBが「行き過ぎ」 実は規則なし、翌日謝罪
米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は6日(日本時間7日)、カージナルスの新人右腕ハンセル・リンコン投手(24)に帽子をまっすぐかぶるよう求めたベテラン審判ダグ・エディングス氏について、大リーグ機構(MLB)が「行き過ぎた対応だった」と判断し、本人に伝えていたと報じた。
騒動が起きたのは4日のロッキーズ戦。メジャーデビューしたリンコンが6回に登板すると、球審でクルーチーフのエディングス氏は捕手を通じ、斜めにかぶっていた帽子を直すよう指示した。エディングス氏は試合後、ロッキーズの打者から帽子のかぶり方について指摘があったと説明したが、同球団関係者はこれを否定。さらに、帽子のかぶり方を定めた規則がないことはエディングス氏自身も認めた。カージナルスのマーモル監督は審判の権限を不必要に行使したとして猛抗議し、退場処分となった。
翌5日には多くのカージナルス選手が帽子を斜めにかぶって抗議の意思を示した。エディングス氏は同日、グラウンド上でリンコンに謝罪。MLB広報担当者も同サイトに「ダグがグラウンドで示した謝罪がすべてを物語っている」とコメントした。さらなる処分が科されるかは不明としている。

