国境地帯から80キロ以上離れた町でも…土石流の爪痕残る現地を取材
ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流では、1300人以上の死亡が確認されています。NNNは4日、土石流に襲われた町を取材しました。
NNNが取材したのはネパール中部のガルチ。土石流が発生した中国との国境地帯から80キロ以上離れていますが、住宅などが土石流にのみ込まれ、甚大な被害を受けました。
富永大介記者
「こちらの住宅なんですが、おそらく家の半分ぐらいが土砂で埋まっています」
発生から9日が経過しても被害の爪痕が残っていて、被災者は土砂に覆われた自宅の片付けに追われていました。
住民
「ここにあった家具とか全部流されました」
一方、現地の学校では生徒や保護者などが集まり、復旧作業が行われました。
富永記者
「こちら教室です。教科書やノートなども全て泥だらけです」
土石流が発生した時、この学校ではおよそ450人の生徒が授業を受けるなどしていましたが、教師が避難を誘導したことで全員が逃げて無事でした。
生徒
「みんなで掃除をしてきれいにしたい。(学校が再開したら)勉強をがんばりたい」
ただ、学校が再開される見通しは立っておらず、被災地の復旧・復興にはまだ時間がかかりそうです。
先月26日に発生した土石流では、ネパールと中国で死者が1300人を超え、日本人5人を含む5400人以上の行方が分かっていません。