「新三種の神器」に続き、中国製AIグラスやロボットが海外で売れ行き好調

写真拡大

新エネルギー自動車、リチウム電池、太陽電池の「新三種の神器」に続き、人工知能(AI)、ロボット、イノベーティブ医薬品の「新・新三種の神器」が海外市場を急速に開拓しており、中国の貿易における新たな「看板商品」的存在になろうとしている。

上半期(1~6月)には、中国の産業用ロボットの輸出額が前年同期比で18.6%増加し、輸出先は世界141カ国・地域に上った。手術支援ロボットの輸出先は前年同期の23カ国・地域から49カ国・地域に増えた。イノベーティブ医薬品の対外ライセンス契約額は約1100億ドルに上り、2025年の総額の8割に達し、過去最高を更新した。

1本わずか49グラムのAIグラスに、中国語やフランス語、英語など89言語をリアルタイムで相互翻訳する機能が備わり、これをかければレンズがモニターになってリアルタイムで翻訳文を見ることができる。少し前にフランス・パリにあるイベント展示会場のパリ・エキスポ・ポルト・ド・ヴェルサイユで行われた展示会では、霊伴科技(杭州)股份有限公司(Rokid)が開発したこの「楽奇」ブランドAIグラス(Rokid Glasses)が注目を集めた。体験した同国のマクロン大統領は絶賛するとともに、会場にいた同社のスタッフにその場で名刺を求めたという。

楽奇AIグラスには撮影、リアルタイム翻訳、ナビゲーション、スマート物体識別、AIによるQ&Aなどさまざまな機能が搭載され、目下、量産化を実現した世界最軽量の多機能型AIグラスとなっている。

ここ数年、新エネルギー自動車、リチウム電池、太陽電池の「新三種の神器」が、中国のグリーン製品の持つ競争力を内外に示してきた。

今では、ベルギーの外科医が上海微創医療機器人集団(Med Bot)の開発した内視鏡手術支援ロボットを操作しながら前立腺がんの遠隔手術を行い、スイスの原子力発電所は中国製四足歩行ロボットを導入して設備の密集した発電所内の危険度の高いエリアで日常的に点検・パトロールを行い、米国の映画監督チャールズ・カランはバイトダンス(字節跳動)の開発した動画生成AIモデル「シーダンス2.0(Seedance2.0)」を利用して映画の予告編を制作した。中国の貿易における一連の新たな製品は好調な売れ行きを示しており、こうした製品を通して海外の消費者は中国製品に対する認識を新たにしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)